ネック下にカバーをしているスティードなら、まずはそのカバーを外して下さい。



セイはカバーレス。



ラジエータキャップが見えてくると思うので、ラジエータキャップを外します。

ラジエータキャップ


注意点としては、走り終わった後なんかにあけちゃうととても危険なのでエンジンが冷えてる時に作業するべし(・∀・)



エンジン下部に、ラージエータ液を受ける受け皿を設置。

受け皿は、底が浅い小さめなダンボール箱にビニール袋を2枚程度かさねて、排出した液がビニールから漏れないようにすれば大丈夫(・ε・)



受け皿を設置したら、エンジン左側の下方にあるウォータードレンボルトを緩めて外す。

ウォーターポンプドレンボルト


妖怪人間に流れてそうな、緑色の液体がサラサラと流れでてきます。

全部出てくるまで、缶コーヒーでも飲みながらゆっくり待とう。








続いてリアシリンダドレンボルト。

リヤシリンダドレンボルト


これはそのまま緩めると、ラジエータ液がエンジンやらフレームやらにかかっちゃうので、ビニールやらダンボールやらで、液が美味くサイドに流れるように滑り台の様なものを作って、先程の受け皿に巧く排出して下さい。

リヤシリンダドレンボルトにビニール


ウォータポンプドレンボルトで、殆ど排出が済んでるのでリヤシリンダドレンボルト側は一瞬で抜けきります。

リヤシリンダドレンボルト完了




続いて、フレームとスイングアームの接点の真下あたりにある、リザーバタンクを外します。

リザーバタンク


場所がフレームの下で写真が取り辛かった&どこの写真が良く判らない(;´Д`)

バッテリーの下辺りにある、白いタンクです。←オイルや泥で黒くなってますが・・・





ドレンチューブとサイフォンチューブが繋がってるので、チューブを抜いた時にリザーバタンク内のラジエータ液がこぼれ落ちないように注意。

念の為、受け皿を敷いておくといいかも。



リザーバタンクを外したら、タンク内の液を受け皿に排出すれば完了(*・∀・*)



外したのと逆に戻していき、冷却液を注入すればラージエータ液の交換は完了。



600cc 

リザーブタンク容量:0.4リッター

冷却液容量:分解時:1.6リッター

      交換時:1.45リッター



400cc 

リザーブタンク容量:0.4リッター

冷却液容量:分解時:1.3リッター

      交換時:1.13リッター







今回は、ラジエータ液の交換では無くエンジンをおろす為のラジエータ液排出なので、続いてロアラジエータホースを外します。

ロアラジエータホース


ロアラジエータホースは、エンジン左側(サイドスタンド側)の下の方に有ります。

これを外す時も、ラジエーターから残りの液が出てくるので受け皿必須。



排出した冷却液は、袋に新聞紙を丸めて詰め込んで吸わせてこんな感じでゴミに出しましょう(・∀・)

ゴミ


ただの受け皿を使うよりも、ダンボールで作った受け皿にビニールを敷いて置いた方が、片付けが楽です♪



そんな訳で、今回ラジエータ液を排出したSTEED。

スティード400




エンジン降ろし